本町商店街の一角にある、すみとカフェ。
そこは様々な人が集う場所だ。
同店は、月曜から水曜は古本屋「ブックカフェ つばめ文庫」が、木曜から土曜は「すみとカフェ」が、そして、日曜はお茶喫茶「茶ノ花(ちゃのか)」が、それぞれ曜日変わりで入る。どの店にも、それぞれのお客さまが訪れる。本好き、コーヒー好き、お菓子好き、お茶好き…。
しかし共通項として当てはまることがあるならば、「町の情報交換の場」という点である。
老若男女、多くの人訪れるこの店は、いろいろな情報が飛び交う。新しいお店のこと、祭りごとやイベントのことなど。集まる人々の情報感度が高く、みな楽しそうに話すのだ。
そしてもともとは、人に好かれるキャラである、すみとカフェオーナーの「あすみん」こと、伊達あすみさんの存在が、そんな、人々を惹きつける場としての原動力であろう。
そんな場所が、自分の仕事場であることがとてもうれしいし、楽しい。だから、まだ住んで一年半とはいえ、出水がとても好きになっている。
出水に来たらまず、すみとカフェへぜひ立ち寄って欲しい。きっとそこでは、最新の情報とユニークな面々があなたを心地よく迎えてくれるはずだ。
(文・写真:Yuichi Komura(ブックカフェ つばめ文庫))